重力ピエロ
- 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
- 発売日: 2009/10/23
- メディア: DVD
- 購入: 6人 クリック: 128回
- この商品を含むブログ (229件) を見る
原作が良かったので、観てみました。
伊坂作品としては3作目かな、映画化されたのを観るのは。
結論、なかなか良い映画なのではないでしょうか。
重いけど。
何か、原作より重い気がするのが気がかりですけど。
キャスティングの妙というか、良い配役ですね。
原作との乖離がほとんど無い。
「あひると鴨のコインロッカー」もキャスティングが良いなって思いましたけど、それに匹敵する若しくはそれ以上にぴったりな感じ。
小日向文世が以外でしたけど、でも素晴らしい演技でした。
全体的に抑揚を抑え気味に描いたのは敢えてなのでしょうかね?
少しわかりやすいカタルシスを期待してしまったんですけど(最近泣いてないからw)、クライマックスもそこまでの盛り上がりを見せずにジーンとした形で終幕へと。
個人的にはもうちょっと最後に起伏を持ってきてほしかったような。
伊坂作品では「あひると鴨とコインロッカー」と「陽気なギャングが世界を回す」とこの「重力ピエロ」を観ましたが。
「あひる〜」>「重力ピエロ」>>>>>>>>>>>「陽気な〜」
です。
話変わるけど、1月30日公開のコレが傑作とのうわさなので気になってます。
つうか、邦画はほとんど伊坂作品しか観てない気がする。