キム"ハウル"タクヤ

ミーハーにも、公開日初日に宮崎駿最新作「ハウルの動く城」を観に行ってまいりました。
感想は、可もなく不可もなくて感じでしょうか。
微笑ましいシーンが随所に織り込まれてて館内のあちこちでクスクス笑いが起きたりと、面白いことは面白かったんですがストーリー的にはどうなんだろーと思いました。終わりの締め方が個人的にはまずかったかなぁ。あと、僕があまり考えながら観ていなかったのもありますがよくわからないところが結構ありましたね。

何つうか、話の深みをそこまで感じなかった宮崎作品でした。

あ、それよりも何よりも驚いたのが僕が何よりも懸念していたキムタクの声の演技ね。ハウル役の。いつものトレンディドラマのように何の役をやらせても「キムタク」以外にはならないという芸の幅の狭さ。それが声に置いても出るんじゃないかと思ってたんですが実際聴いてみてあらびっくり。

宮崎アニメ的な声を出してるじゃないですか。ほら、うまく言えないんだけど宮崎アニメの主人公なりヒロインって、地声より少し高めな感じで落ち着いた雰囲気の声が多くありません?感情を込めまくるのではなくちょっと冷めた感じのトーン。そういった声の雰囲気をうまく出せてたなぁと。全く違和感なし。ここまでうまく溶け込めるとは。これはキムをちょっと見直しましたね。それと共にハウル役にキムタクを抜擢したスタジオジブリのチョイスに拍手。