再会、だがしかし。。。


彼女(財布)は京へと流れ着いておりました。

後を追う僕。

京の駅で感動の再会。

彼女は静かな笑みを浮かべ、平素と変わらぬ姿で僕を受け入れてくれました。

しかし、喜びも束の間、彼女をまじと見ているうちにあることに気付いたのです。

それは、彼女に対する違和感。

再び私の元へと戻ってきてくれた彼女は過去から変わらぬ愛しき姿だったにも関わらず、今までの彼女とは違う、何らかの違和感がそこには存在しておりました。
何かが違う。
別人ではなく、彼女自身に間違いは無いはずなのに。
京へ赴く前と、京へ流れ着いた後では微妙な変化が、それはもう片時も傍を離れることの無かった私以外にはわからないであろう微かな変化が彼女から感じとれるのです。
表面上には出てこない、彼女の中に在る"モノ"の変化。
彼女の中に今まで存在していなかった"モノ"が生まれ出たような劇的な変化ではなく、元々彼女に在る"モノ"達がたゆたい、静かに揺れ動き、配置換えをおこしたかのような微妙な様相の変化。
ただそれは変化以外の何者でもなく、以前の様相と同じでは決して、ない。
その時、何ともいえない不安にみまわれた私は、思わずこう呟かずにはいられませんでした。


「うわ、財布に入れてるカードの位置、全部入れ替わってるやん。。。」


クレジットカードの番号をカード会社に電話して変えてもらったり、念のためキャッシュカードの暗証番号を変更したりして昼休み大変だったぴょん。


要は、中身は何もすられてなかったんだけどキャッシュカードとかクレジットカードとかを入れている位置が全部入れ替わってたのね。気味悪ぃっす。


ま、普通に考えりゃあ駅員さんが身分の証明となる免許証とか探すために中身を全部取り出したんだろうとは思うけど、もしものことがあると恐ろしいので色々変更をかけました。





特にオチなんてねぇよ!勢いだよ勢い!!勢いで日記書いてんだよ悪いか!悪いぞ!ごめん反省する!もう財布落とさない!