殊に近頃饒舌なわけは。。。

ここ二日でぐいっと更新しまくりましたわい。
今は何かを表現したい気持ちでいっぱいなのである。
それは何故かといえば、一昨日に大学時代に僕にインスピレーションを与えまくってくれた一人の友人と朝まで飲んだことに端を発します。
ま、その前におそらく直島に行って右脳刺激されまくって何かを創造したい衝動に駆られたのもあるかも。
何にせよ、そういう状態でその友人と語り合ったおかげで頭の中の言語を吐き出したくなったというわけであります。
ほら、オトコって排出欲ってあるじゃん、溜めてたら体に悪いんだよ、僕の黄金の左手が、そう、僕ぎっちょなんで独り排出活動を行う際はレフティになるんだ、て違う方向に話が言ったね、確信犯だけど。


まぁ最近、内田樹さんの本とか読んでるせいで、ああいう思想家になりてぇなぁって気持ちが日増しに高まるばかりで。
というか自分の意見を、自分の頭の中に浮かんだ言語化されかかっている思考を、余すとこなく記述化できる人間になりたいなぁなんて思ったりなんかしてるわけですよ。
で、何か哲学チックな勉強したいなぁなんて話を同じ文学部出身のその友人に話をしてるところからもう話が止まらなくなって。
その、哲学についてというか構造主義とかポストモダニズムとかのホント触りの話(だって僕全然知らないもん)をしたり、そっからネットの話に行ったりなんかもう面白くて面白くて。
多分、普通にそっち系勉強してる人間なら全然表面上の薄っぺらい会話しかしてなかったんだろうけど全く無知な僕と少し齧ったことのあるその友人、でも話したい内容のベクトルがある程度同じ方向を向いている状態で話しあうことで自分の中の完全に言語化されていなかった思想がクリアになってきたりしたんですよねービックラすることに。
しかしその友人の語る言葉に三度ほど鳥肌が立った。
こんなことは初めてで、ああ、明治維新の頃とか戦後の学生運動が盛んな頃って弁論好きな人間が多かったイメージがあるけど、きっと彼らもこんな瞬間を体感したから議論好きになったんじゃないかなぁなんて酒を何杯も煽ってほんわかした思考回路の端でそんなこと思ったりしました。
以下、印象に残ったんで携帯にメモしておいた友人の語録一覧。僕が自分で言って気に入った言葉も含むが。
「可能性にびびっている」「自由という責任を背負う」「RPGのように俯瞰的」「余情(余剰かも)」「事後的な視点」「笑顔の写真ばかり」「やりたいことなんてない」「島宇宙化」「気持ちのよい空間作り」「匿名性」「自分の意見を認めてもらえる、自分の恥部をさらけ出せる」「誰に対して発信してるのか」「J-POPの歌詞」「類型化」「構造主義」「物語が機能しなくなった時代に何故それになぞらえるのか」「歌謡曲はまだ機能していた時代の代物だから好き」「寂寞という言葉」「もてるかもてないか」「言葉のコミュニケーションを信じていない」「メタ・ゲーム」「言葉の二面性」「歴史主義」「ミュージックじゃなくカルチャー」
とかこんなことを8時間近くしゃべっておりましたとさ。
いやぁ、ホント多分ちょっとした識者が隣にいたら恥ずかしいほど稚拙な内容だったと思う、おそらく東浩紀とかの論に大部分依拠してるんだろうしその友人の言葉は。
でも、またしてもすっごくインスピレーションを与えてくれたんですよねー。
まぁ、その友人はこのネット空間という匿名性溢れる世界に対して何かを発信することに拒否反応を示している類の人間なんですが。
僕が発信しちまいました。だってそれぐらい自分にとって重要な8時間だった気がするので。
その気持ちを発露させたくてね。
友人からしたら正に「誰に対して発信してるのか」てことになりますが、まぁいいや。
僕が一番匿名性を武器に好き勝手やってたりしてw