菅井


Keane / Perfect Symmetry


のぅぇぁあ!!
モグワイモグワイ言うてたくせに菅井キーンさん(←このネタ気に入ったらしい)の去年出た新譜がたまらなく素晴らしかったので昨日の夜から今日にかけてずっと聴いてます。


何だこのエレポップ路線満載のキラキラダンサブルナンバーのオンパレードは。

1stはこれぞUK発、叙情派繊細ピアノロックといったある意味如何にもなど真ん中の綺麗な音楽を奏で、2ndでは綺麗なメロディーはそのままに自信を漲らせた力強いロックを提示させつつ繊細さも同居させた良作をドロップし。
そして今作は1stと2ndの集大成的な形ながらそこに更に80年代を彷彿させるキャッチーな電子的サウンドをふんだんに取り入れるというこの貪欲さ。
しかし、しっとりした王道ミドルテンポナンバーも含まれるものの全体的にアップテンポな曲が多くしかもそこにはきらびやかでエレクトロな装飾がなされているとなると、元々キーンの特徴である伸びやかで美しいメロディーと相俟って、果てしなく気分が晴れやかになれますね。

ボーカルがドラッグから立ち直ってから今作は出来たみたいですが、本当にクリアになり新しく生まれ変わった、生まれ変われた今という瞬間の素晴らしさを謳歌しているような。

そんな前向きで希望に満ちた音の詰まった傑作。


むむむスバラシヤ〜。