Flightplan

http://www.movies.co.jp/flight-p/flash/index.html


フライトプラン観てきました。
ジョディ・フォスター萌え。うそ。でも美人。


内容としては、なかなかスリリングな展開で面白かったんですが。
惜しい。惜しいぞ。かなり楽しめたんですがね。


初めての試み。以下、ネタばれなんで白字で書きます。観たい方は反転させてね。

つうか、カーソンが機長に話に行くふりをして機械室に上がって、娘のいる爆弾をしかけた後に客室乗務員に呼び止められたシーン。

「あの女、見抜いてます!私が共犯だってことを!!」

みたいなこと言ってましたが。
何故に言う。そこまで、つうかカーソンが実は犯人だったってことは一時間くらい引っ張ってるわけですよ、でやっと、あーコイツが犯人かーってわかった瞬間に共犯がいるってことを自らバラさんでええやろ、と。そこもちょっと引っ張って観客が自然に気付くような流れに持ってったらよかったんちゃうんか、と。
そんなことを思いました。
あと、冒頭で窓をのぞいていた2人についももうちょっと明瞭に誰だったかわかるようにしてほしかったなぁ。結局あの人物達は誰だったかわからんままだし。

んー後一点わからんかったのは。
カイルの夫が死んだ(殺された)のは、ただ棺がX線検査を受けないという理由で遺体が必要なためだったのか、という点。
カーソンか、もしくはカイルの台詞の中に「夫は事故死でも自殺でもない」とか言うのがあったんでおそらく殺されたんだと思うけど。
ということは、コイツが死んだらニューヨークに行く、つまりは飛行機に乗るっていうことがわかった上で殺したっていうことになるのかどうか。ということはこの夫は、このハイジャックのためだけに殺されたのか、つう点が疑問。
で、「で、アンタは飛行機に詳しい。ついてるぜ。」みたいなことをカーソンが言ってたんですが、ということは遺体となって爆弾の輸送役となってくれる人物を見つけた後で、その奥さんに娘がいるということがわかり、その娘を誘拐することで奥さんがパニックになり、そのパニックを利用して爆弾をしかけ、しかもそのパニックは実は狂言だったということにカーソンが仕立てあげる、というストーリーを作り上げたっつうことになるわけですよ。奥さんが飛行機に詳しいっつうことも考慮した上で。そりゃ、あんだけ座席の位置とか全て詳細に知ってたら、機長とかはころっと騙されますよね、カーソンの一言に。「あー娘を探してというのはうそか」って普通思うもん。
夫が死んだのはどういう理由があってか、という点とこの、カイルが飛行機の技師だったってことにどの時点で気付いたのかっていう点が気になる。
霊安室の責任者が逮捕されたって情報が最後で出て来たけど。
それはどういう罪状で逮捕されたのか。棺の中に爆弾を紛れ込ませた罪なのか。娘も死んでるって虚偽の情報を流した罪なのか。それとも、実はニューヨークなりなんなり、とりあえず飛行機でどこかに運ばれる遺体が必要で、たまたまそれがカイルの夫だっただけで、決して初めからカイルの夫に照準が絞られてたわけじゃなく、その遺体をピックアップする役割をその責任者が行ったために今回の事件が起きて、そのことはわかって逮捕されたのか。
でも、話の流れ的に遺体で運ばれた役は誰でも良かったわけじゃないんだよなー。
カイルの夫でなければならなかったっぽい。でもそれじゃ、上に書いた「ついてるぜ」て言葉が気になってくる。この「ついてるぜ」という感想はどの時点で出てきたのか。遺体役になってくれる人物を探してるところでカイルの夫とカイルに目が止まり、「お、嫁が飛行機に詳しいじゃん、じゃあコイツ殺そう」と思ったのか、カイルの夫を殺してから「お、嫁、実は飛行機に詳しいんだな、じゃあ娘をさらってパニくらせて犯人に仕立て上げたろ」と思ったのか。
どちらにしても、このハイジャックの計画だけのために殺されるなんて、カイルの夫は可哀想ですホント。
しかし、この計画を立てた起点にどういう策略があったのか、が気になるなぁ。
誰か、回答求む。僕の読解力じゃあ映画の中の情報だけで全ては理解できませんでした。


ああ、長く書きすぎました。わあ、キーワードって白くならないんですね!もしキーワードでネタばれに繋がってしまったらごめんなさい、多分見た感じそこまで直接的に繋がるような言葉は出てきてないと思うんですが。
しかし、ちょっとデス・ノートばりの思考対決になってしまいました。僕の負けですが。わからんかったもん。