知人から借りた


思いがけなく、知人の女性が所有していることを知って借りてみた。
フーバスタンクの新作。
これが思いがけなく良かったりするのである。

モダン・ヘヴィネスの流行りの中から登場した彼らの1stは持ってたけどその後興味を無くして2ndは未聴。
しかし、その2ndが本国アメリカで人気を博し所謂勝ち組化してるみたいだったのでまた少し興味が出てきて唯で聴けるんであれば、と。

聴いて思ったのが、彼らはメロディがしっかりしてて耳馴染みがよいということ。
そしてヘヴィロックとは言えど落ち着いた曲調が多いというのも耳馴染みの良さに繋がるのかな。
冒頭一曲目〜二曲目の流れのように少し捻りの効いた曲や、印象的なギターフレーズの四曲目等々粒揃いの楽曲が揃っており、アルバム全体のバランス感覚もGood。

多分、彼らを一言で表すと「良質」、これに尽きると思います。
孤高の存在でも天才的と形容されることも無いが、ある一定以上のクオリティは常に期待できるような、そんな末永く活躍していきそうなアーティストかと。
上で述べたように2000年初頭のモダンヘヴィネス乱立期に流行に乗って出てきただけの雨後の筍君だと思ってましたけど、ここまで残るのにはやっぱ理由があるんですねー。
おそらく今はIncubusの影響等々でロックな耳になっているためよく聴いてるけど、これからもちょこちょこと聴きたくなるだろうなと、そんな予感がします。

久々に少し長めの感想を。

Every Man for Himself

Every Man for Himself