Greenroom Festival

グリーンルームフェスティヴァルに行ってきました。
名村造船所跡地にて。

出演アーティストは以下の通り。


やあサーフ・カルチャー大集合なフェスティヴァルだったんですがゆる〜い空気が何ともよかったです。
何より売ってる生ビールがプレミアム・モルツだというのがまず配点高い!
名村造船所跡地ってホント工場跡地で。
フジや朝霧のように自然に囲まれてるわけじゃなく、逆に人工物の残骸に囲まれた中でのフェスティヴァルになるんですが何か逆にゆる〜い空気が流れてるのね。
不思議なことに。
多分、年老いてサビだらけのトタン屋根、あとは朽ちていくだけのプレハブのような工場って、逆に時間の流れが止まってるように感じるので何ともいえないゆるさがあるのかなぁと。
もう、本来の働きを止めた工場地とかって、人間から見放されたというか忘れ去られていったというか、そんな場所なんで。
そういう場所って人が感じる時間の流れというものから解き放たれて人工物だけど全然別の尺度で時を経ていくような。
何となく、そんな気がするんで、今回のこのフェスティヴァルはこの場所で行われたことは大正解なんじゃないかな、と。
また来たいって思う雰囲気を醸し出してました。
出演アーティスト、ほっとんど知らないけどやっぱり楽しめました。
フェスティヴァルの場として醸成されてるってのかなぁ。

しかしアレですな、サーフ・ミュージックのアーティストたちはやっぱり歌うまいっすわ。フッと惹きこまれる。
東田トモロオとかも初めて聴いたけどよかったし。寝てたけど。


ほいでTimmy Curran。トップ・サーファーでもあるらしいんですが、これカッコよかったです。
何かちょっとエコーがかった処理にポストロックっぽさも少し垣間見たり。
これはジャック・ジョンソンとか、また土臭いドノヴァンはんとかとも違う感じ。
これは注目です。来月アルバム出るそう。


で、Overgrounde Acoustic Undergroundはまぁ期待はずれでもなく期待以上でもなくの出来。
やっぱ民族調の曲は自分自身好きだなぁって再確認できるライヴでした。
しみじみと、ああ曲が良いなぁって思える内容。
Voの外国人が、結構アメフト体系だったのと日本語ぺらぺらだったのがちょっと意外。
バンド全体としてクールなイメージだったのが彼のせいで脆くも崩れ去りました。


でね、OKA。これめちゃくちゃよかったっすよインストの三人組なんですが。
ディジリドゥとか、フルート?なのか民族楽器の笛なのかわからんけどその音色とかが、スペーシーなサウンド(これは多分打ち込みの音なんだと思います)をバックに効果的に鳴らされて。
オーストラリアのアーティストみたいです。来日初ライヴだったみたいです。
やぁこのアーティストまじかっこよかった。
嗚呼、今ネットで調べたけど音源が見つからない。。。フェスティヴァル会場では売ってたのに。。。
買ったらよかったっす後悔の嵐。


Special Othersはやっぱり物凄く良かった。
笑顔になれる。
何回も聴きたくなる。
こう、テンションがアガっていくように山場をちゃんと取り入れてる曲が多いから昂揚感は文句なしです。
新曲もかっこよい。
彼らに対するコメントは少ないけど、それはもう言葉にすることはないくらい素晴らしかったってことで。
最初から決まってたけどやっぱり今日のベストアクト。


Caravanは声が超よいっすねぇ初めて聴きましたが。
これは人気が出るなぁって思いながら聴いてました。
またアルバムとか聴こうって、こう自然と思えるアーティストっていそうでなかなかいない気がする。
本当に良い曲を作る人なんだなって自然と思えるアーティストっていそうでなかなかいない気がする。
Caravanってそんなアーティストでした、今日はじめて聴いて思った感想。


The Beautiful Girlsは骨太ロケンローでした。
途中疲れて立ち寝してしまい、詳しい感想は割愛。
でもでも、結構耳に残るフレーズを奏でるアーティストだなって思いました。
ベースの人超カッコよい。


Blue King Brownは聴いてたら明日の仕事に支障をきたすので見ずに帰りました。


そんな感じの1日でした。
とりあえず気候的に快晴でしたが風が冷たく日が暮れるととても寒かったのでこれは来年しっかりと防寒着を用意しようと思いました。


サーフの写真とかフィルムとかも流してたりしてたんでただ音楽だけの祭典ではないのがまた良かったです。